【ネタ】嘘しか書いてない百科事典
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こんばんは、あわどおりです。
百科事典、それはあらゆる分野の知識を1つの辞典にまとめたものです。代表的な百科事典としては「ブリタニカ大百科事典」とかが当てはまります。
記事の本論とは全く関係ありませんが、ブリタニカ大百科事典って出版打ち切りになっちゃったんですね。オドロキモモノキです。
たしかにwikipediaは情報の信頼度こそ薄いものの出典がきちんと示されているために、そちらを合わせて調べることである程度の信頼性は確保できますからね。
知的好奇心を満たしたり軽い調べものとして用いるくらいであれば、わざわざ図書館で大きな本を借りて片っ端から調べる必要性はありませんから、消えてしまうのも仕方のないことなのでしょう。
ユーモアの楽園・アンサイクロペディア
本論に戻ります。先日ネットサーフィンをしていた所、面白いサイトを見つけてしまったので紹介しようと思います。
そのサイトの名前はアンサイクロペディア。ウィキペディアのパロディサイトであり、ウィキペディアがインターネット百科事典と名乗るのに対し、アンサイクロペディアはインターネット嘘八百科事典と名乗っている。
嘘八百科事典辞典ということもあり、嘘しか書いていないです。(中には本当のことが書いていることがありますが、出典が嘘だったり理由がこじつけなので面白いです)
今回はそれぞれのサイトから同じ項目を抜き出して比較してみます。嘘八百科事典と名乗るだけあって、書いている項目もユーモアに溢れているので、是非見てみてほしいです。
「埼玉県」ウィキペディアvsアンサイクロペディア
今回はこちらの項目を取り上げます。
まずはウィキペディアの方から見てみます。
至って普通の百科事典、ウィキペディアです。人口密度や面積等の基本情報のみならず、県の鳥や県の魚ISOコード等の専門用語まで記載されており、さすがインターネット百科事典を自称するだけの貫禄があります。
歴史についても3万年前からの歴史が事細かに示されていて、小中高の自由研究や研究課題の情報を得る分には十分すぎる分量です。(大学生はwikiから情報持ってきちゃダメですよ)
対してアンサイクロペディアはどうでしょうか。
もはや県としてではなく国として扱われています。面積や人口などは正確に表されているかもしれないですが、世界何位と書いてある時点で信憑性が0です。
個人的には国家がさいたま2000となっている所で笑いを抑えきれなかったです。この曲は太鼓の達人という音楽ゲームのオリジナル曲なのだが、歌ではなく曲というように、歌詞は無く歌えるようなものではないです。
一応さいたま2000の動画を載せておきます。歌えるものなら歌ってみてください。
この記事にはさいたまの基本情報に加えて、地理や歴史、経済についても書かれていますが、全てがウソです。
特に「外国との関係」の項目内の「さいたまvs千葉戦争の現在」という記事が面白すぎたのでここで共有したいと思います。
ご存じの通りさいたま国は長年に渡り千葉と壮絶な戦争を繰り広げてきた。数えきれないほどの死者を出しさいたま国吉川市を焦土と化したが2000年代に入り目立った戦闘は起きていない。正確な理由はわかっていないがつくばエクスプレスの開通により千葉の標的が茨城に変わった、バブル崩壊以後南北格差が著しいものとなりさいたまに内戦が奮発している、など様々な複合的な理由によるものと考えられている。
世界観がめちゃくちゃで意味が分からない文章ですが、全ての項目がこのノリで書かれています。
アンサイクロペディアで一番有名な記事「あ」
アンサイクロペディアで一番有名な記事といえば「あああああああああ!」でしょう。
ページを開いた瞬間、画面いっぱいに現れる「あ」。狂気以外の何物でもありません。
このページでは
・「あ」の書き順
・「あ」スキーアート
・「あ」という元素を含む化学物質の構造式
・「あ」を大量に表示させるQRコード
・「あ」のみで構成された関連項目
etc...
など、様々な「あ」に関する情報を見ることが出来ます。記事中には「あ」以外の文字は存在せず、「あ」が好きな方にはたまらないページとなっております。
カップラーメンのお湯を沸かしてる間にでも読んでみて下さい。
おわりに
このように風刺や皮肉がたっぷり詰まっているアンサイクロペディア。このサイトにはこのようにふざけた項目が約3万項目ほどあり、その数は日々増えているそうで、しかも全てが面白いです。
アカウントを作成することであなたも記事を作成・編集することが出来るので、我こそは面白い文章を書けるという方は是非この機会にサイトを訪れてみて下さい。
面白い文章が書けないという人も、分からない言葉があった時にウィキペディアの代わりにアンサイクロペディアで検索すれば、新しい(怪しい)知見が得られるかもしれないですね。みなさんも利用してみて欲しいです。
あわどおり