【奴隷】派遣会社は現代の人身売買なのではないか
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こんにちは、あわどおりです。
皆さんは派遣のバイトに行ったことがありますでしょうか。
私も大学1年生の頃に松戸のほうに引っ越しの派遣バイトをしに行ったことがありますが、一緒に行った友達がめちゃめちゃに叱られていて派遣って辛いんだなぁと感じました。
引越しのバイトということで8時間で10,000円ちょっと貰うことができましたが、あのしんどさを考えるとまた行こうとは思いません。
私が汗水たらして働いた10,000円、元請けの人はどれだけ貰っているのかふと気になりました。
そこで今回は派遣の元請けがもらう金額を調べ、派遣される人員がどれだけ搾取されているかを調べてみました。
仲介するだけでこんなに貰える...派遣事業ビジネス
今回派遣会社のマージン率を調査するにあたり、以下のサイトを参考にさせていただきました。
仲介料は別の言い方でマージンと呼ぶのですが、こちらのサイトではどれくらいの会社がマージンを公開しているかの割合や、どれくらいのマージンを取っているかまとめてくれています。
こちらのサイトでまとめられている中で1番マージンの割合が高かったのは、介護関連の派遣会社でした。(名前は伏せますが、紹介した先のサイトには書いてます)
こちらのサイトでまとめられているマージンの平均の割合としては25から30%の間でしたが、こちらの介護派遣会社は、なんと63.5%のマージンを取っていることが分かりました。
この63.5%と言う値を現金を使って表すと、元請けから25,000円貰って派遣する人材に 10,000円も払っていないと言うことになります。
この中には交通費も含まれているでしょうから、労働者の時給は最低賃金を下回っている可能性すらあります。やばい。
平均30%と言う数字も、冷静に考えればかなり異質なものですが、60%と言うのは異常です。
おそらくそこの派遣会社の人はサイコパスなのかもしれません。いや間違いなくサイコパスです。
外国人労働者より給与を貰っているとはいえ、これはあんまりです。
そもそも日本にある派遣会社が多すぎるのではないか
派遣会社の報酬体系について調べているうちに、こんな記事を発見しました。
http://sharetube.jp/article/3613/
こちらのサイトの情報によると、アメリカが人口3.27億人に対し派遣会社の数が20,000社存在するのに比べ、日本は人口1.27億人に対し、派遣会社が88,000社存在することがわかります。
派遣会社1社あたりの人口の数に直すと、日本は派遣会社数世界2位のアメリカに比べて 11倍存在することになり、日本の派遣会社の数が異常であることがわかります。
記事の中でホリエモンさんが言っているように、派遣会社というのは端的に言うと右から左に受け流すだけでお金をピンハネするゲスい仕事です。
マージン率が25%の場合でも、4人派遣するだけで自分は何もせずとも、1人分の人件費を稼ぐことができます。
派遣会社の存在が日本をブラック化させている説
先ほども述べたように、日本の派遣会社のマージン率は非常に高いです。
それ故に日雇いのフリーターの方々の賃金はとても低い水準にあります。
中抜きがなければフリーターの方々の賃金が平均して20%から40%上昇することを考えると、過度な中抜きが低所得者層を生み出す要因になっていると言っても過言ではありません。
ぜひとも派遣会社のマージンの割合等の取扱いに関する法律を作るか改正して欲しいです。
おわりに
今回は実際のデータを利用して日本の派遣会社の数やピンハネ率の異常さを考えてみました。
元請けからもらった金額の半分で職に困っている人を働かせるのは、さながら現代の人身売買のようです。
様々な派遣先での日雇い労働者の扱いを見ていると、非正規労働者の生活や人権を保護する法律の改正が必要であると感じます。
この記事を読んでいる皆さんは、日雇いに行かざるをえなくなる状況になる前に自分の力でお金を稼ぐ術を身に付けておいた方がいいかもしれません。
自己防衛だよね。
幸い、現代にはネットと言う便利なツールが存在していますので、一芸を身に付けてフリーランスとして活動していくこともできます。
この記事を読んで危機感を覚えた方は、何かしら仕事に役に立つことを学んだ方がいいかもしれません。
大学生のみなさんも大学に入っただけで安心せず、何か自分に役立つことをやってほしいです。
世の中には皆さんが思っている以上に好待遇のバイトが存在しています。そんなバイトにありつくためにも、他の方と差を付けるためのスキル学んでおくことをおすすめします。
あわどおり