体に悪い食べ物が美味しい理由
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おはようございます、あわどおりです。
今回は体に悪い食べ物が何故体に悪いのか考えてみます。
皆さんは身体に悪い食べ物と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
・マクドナルド
・ラーメン
・清涼飲料水
・ケーキ
他にも色々あると思いますが、今回はこれらの食べ物で考えてみようと思います。
これらの食べ物に存在する要素は
・大量の糖分、糖質、炭水化物
・大量の塩分
です。これらの要素について、美味しいと感じてしまう理由を考察してみました。
大量の糖質・炭水化物
まずはこちら、人間の脳の活動にはブドウ糖といった糖分が不可欠です。その点から、脳が必要とする糖質を短時間で大量に摂取できる上記の食べ物は、脳が美味しく感じるように出来ていてもおかしくはありません。
また、脳が必要とするということは、それを得た時の脳の報酬系も活性化すると考えられます。そのため、本能的に高糖質な食べ物を好むのは無理のない話だと思います。
よくファストフードは中毒性があると言われますが、確かにあの量の糖質を短時間で摂取してしまうと報酬物質が短時間に大量に分泌されるため、脳にファストフード=やばいくらい美味しいものと印象付けられても仕方ないのかもしれません。
大量の塩分
これは大量に摂取すればたちまち高血圧、血管ボロボロ人間の完成です。塩分が多い食べ物は何故美味しいと感じるのでしょうか。
こちらも、恐らく身体機能が深く関わっているのではないかと思われます。
塩(塩化ナトリウム)はナトリウムイオンと塩素イオンが組み合わせられて出来たもの。
塩素と聞いて、身体に良さそうだと思う人はいないと思います。
ナトリウムイオンは神経間の情報を伝達したり血圧を調整する役割を果たします。対して塩素イオンは身体で何をしているか分かりません。
塩素イオンの働きについては、この記事の最後に書こうと思います。(今は本能で書いているので調べられません)
話は戻りますが、ナトリウムは身体で作り出すことは出来ません。つまり、大昔に山に住んでいた人間は塩を摂取することが難しいです。
そのため、塩を少しでも多く摂取するために、脳の報酬系に塩の摂取を組み込んだのではないかと予測します。
日本人の塩の摂取量が他国より高い水準にある理由は、日本が島国にあることだと考えられます。世界が1つの大陸であった頃、塩を必要とする身体の仕組みが、島国となった後も塩をもとめ続けた結果、このような事態になってしまったのではないでしょうか。
今回は、人間が身体に悪いものを欲しがってしまう理由について、人間の本能という視点から考えてみました。
必要なものとはいえ、過度に摂取すると毒になるのはどの成分でも同じ。皆さんも長生きしたければバランスの良い食事を心がけましょう。
あわどおり
補足
塩素イオンは身体の中で筋肉や神経の興奮を抑制、細胞移動などに重要な役割を果たすようです。
生体内でクロールイオンはどのような役割を果たしているのか?