京アニ事件の実名報道について思うこと
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こんばんは。
先ほどNewsZEROで京アニ放火事件の被害者の内25人の実名報道がなされました。アナウンサーの方が建前を並べている間にテレビの電源を切り、この記事を執筆しています。私はこの事件に関して取り上げないつもりでしたが、あまりにも酷い対応であると思い筆を動かしています。
京アニは私も高校生の頃よく見ていたので、今回の対応に関しては非常に悲しいです。
今回被害者の遺族の声むなしく、実名報道がされてしまったので、今回はマスコミ改めマスゴミをdisる記事になります。
何故マスコミは遺族の反対を押しのけて報道したのか
これに関してはマスコミ各社の上の人間の短絡的な考えからなるものであると考えます。彼らの頭の中は「倫理<お金」であり、数字さえ取れればだれがどう思おうといいのです。
彼らからすれば遺族の名前からSNSが掘り出されて死後を晒されようが、遺族の方が特定されて被害を被ろうが知ったことではないのです。
彼らにとってテレビの視聴率は命です。テレビが見られなくなればスポンサーからもらえるお金も減り、番組の維持が難しくなっていきます。
今回に関していえば、上の立場の方の頭がかなりよろしくないようで、信用と数字、数字を取ってしまったことから起こったことだと思います。
信用を取って長期的に国民から信頼されるテレビ局になれば、広告の依頼もたくさん来るため、長期的な利益が生まれます。しかし数字を取ってしまえば、信用を失い長期的な損失をもたらします。30~40年働いても目先の利益しか考えられない人間が偉そうにいい席に座っているわけです。自分達の利益さえ確保できれば、後の代のことはどうでもいいと思っているわけです。
年功序列と終身雇用のコンビが生み出す悪玉です。上の人間は頭がよろしくないと、組織全体が腐ります。年功序列と終身雇用の併用がクソを排出するのです、何をしてようが年を取れば偉くなるんですから。
ちなみにメディア各社はゴリゴリの体育会系、縦社会ですから、上司に間違っていることを間違っていると言えない社風です。上が正しいと言えば正しいのです。
マスメディア関連の年収は高いため、上司の決定に異を唱えればこの仕事を辞めさせられるという恐怖から異を唱えられません。しかし異を唱えないことによってテレビ局各社が将来不利益を被ることになっても若手社員に文句は言えないと思います。今の若手が主力になった頃に経営が危うくても、上司がしたミスは全てあなたのものです。
マスメディアの今後について
彼らは今回の件で大幅に信用を失ったと思います。
今後更に視聴率を下げたとして、テレビは信頼できる情報を発信するから見て欲しいと言ったところで、遺族の方の信頼を裏切ったテレビを信用する人がどこにいるでしょうか。
そもそもコネが無いとメディア各社に入社出来ない時点で信用もクソもありませんが、ただでさえ少ない信頼度を更に下げるようなことは慎んで頂きたい所です。
まとめ
・年功序列と終身雇用の併用はクソを生み出す。
・無能な上司は無能な部下を生み出す。
・目先の利益ばかり見ていると大きなものを失う。
最後になりますが、犠牲者の方々のご冥福をお祈りします。